知らないと損をする生命保険の主な特約と税金
生命保険の特約と税金に関する知識も見直そう
病気や怪我をした際に生命保険に特約を付加させることでより強い保険になる
税金について理解することでお金をより安全に、そして無駄な支払いなく扱うことができる
生命保険特約の種類
特約の種類 | 内容 |
災害割増特約 | 不慮の事故が原因で180日以内に死亡または高度障害になった際に保険金が支払われる |
障害特約 | 不慮の事故が原因で180日以内に死亡または所定の身体障害状態になった際に、保険金または給付金が支払われる |
災害入院特約 | 災害や事故による怪我で180日以内に入院したときに給付金が支払われる |
疾病入院特約 | 病気で入院した際に、給付金が支払われる |
通院特約 | 病気や怪我で入院し、担任後も治療のために通院をした場合に給付金が支払われる |
特定疾病保障保険特約 | 癌、急性心筋梗塞、脳卒中(三大疾病)の診断があり、所定の状態になった場合に、生存中に死亡保険と同額の保険金が支払われる |
リビングニーズ特約 | 被保険者が余命6ヶ月以内と診断された際に、生前に死亡保険金が前倒しで支払われる
余命6ヶ月以内というのが重要 |
先進医療特約 | 療養時において、公的医療保険の対象となっていない先進的な医療技術のうち、厚生労働大臣が定める施設で、厚生労働大臣の定める先進医療保険を受けた時、給付金が支払われる。 |
災害割増特約も障害特約も不慮の事故が原因かつ180日以内という同じ条件がある
知らないと損をする生命保険に関する税金知識
1年間に支払った保険料は金額に応じて生命保険料控除としてその年の所得から除外することができる。
(1月1日から12月31日が対象範囲)
生命保険料控除 | 個人年金保険料控除 | 介護医療保険料控除 | 合計金額 | |
所得税 | 最高40,000円 | 最高40,000円 | 最高40,000円 | 最高120,000円 |
住民税 | 最高28,000円 | 最高28,000円 | 最高28,000円 | 最高70,000円 |
災害割増特約・傷害特約に関わる保険料は生命保険料控除の対象外
生命保険金を受け取った際にかかる税金
生命保険は契約者、被保険者、受取人、この3者を別々に設定することができます。
このため、契約者、被保険者、受取人が誰なのかによって課される税金が異なることになります。
死亡保険金の課税
契約者 | 被保険者 | 受取人 | 税金の種類 |
私 | 私 | 子供 | 相続税 被保険者が亡くなって他人(子供)が死亡保険金を受け取る場合 |
私 | 子供 | 私 | 所得税、住民税 被保険者が亡くなって自身(私)が払っていた保険料を私が受け取る場合 |
私 | 子供 | 姉妹 | 贈与税 被保険者が亡くなって契約者(私)が払っていた保険金を他人(姉妹)が受け取る場合 |
非課税となる保険金や給付金もある
非課税となる保険金・給付金 ・入院給付金 ・高度傷害保険金 ・手術給付金 ・特定疾病保険金 ・リビングニーズ特約保険金など
いずれも治療等にお金がかかるから課税してしまうのは酷だという理由から非課税
リビングニーズに関しては余命6ヶ月以内と診断されているのに寡勢するのは酷だという理由から非課税