【自己啓発】投資に勝ちたいなら
資産運用に勝つ(成功)したいなら
投資をするなら勝ちたい(成功したい)と思うのは普通のことです。
では何をしていけばいいのでしょうか
資産運用において市場に勝つ唯一の方法
それは競争相手のミスを発見し、それを利用することである
ほとんどの投資家がこれをしている。
しかしながら、税金などのコストをカバーした後で長期に私コンスタントに市場に勝ち続けられた例はほとんど見られない。
アクティブ運用機関は次のような面での成果を競う。
プロはこれら4つの能力のうちのいずれか、または全てを備えている。
- 市場タイミングの選択
- 個別銘柄または特定グループの選択
- ポートフィリオの構成ないし戦略のタイムリーな変更
- 優れた長期投資コンセプトもしくは投資哲学の開発
市場全体、主要業種、さらに個別銘柄などの株化チャートをみるとアクティブ運用が勝てる条件が揃っているように思える。
しかし現実は市場に勝つことは難しい。
アクティブ運用が市場に勝つことがなぜ難しいのか
収益を上げる最も直接的な方法、それは市場タイミングを適確に掴むことにある。
この方法を採用している投資家は、いつ市場へ参加するか
またいつ撤退するかのタイミングを計り
上昇局面では全額投資し下降局面で売却を考える。
市場全体よりパフォーマンスが劣ると予測される株式グループからは手を引き
上回ると思われるものへシフトするやり方もある。
しかし個人投資家が売ったものを買っているのは
買ったものを売っているのは皆トッププロばかりである。
取引のたびに手数料がかかるし、売買益が出れば税金もかかる。
タイミングにかける取引がうまくいかないことは、過去に何度も立証されている
現実にコストが発生しそれが増えていくからである。
バランス型ファンドが市場に勝つことも難しい
バランス型ファンドでは、株式の収益率が債権より高くなると予想される時には
株式のウエートをあげて逆の場合は債権のウエートをあげる。
短期資産の収益率が債権や株式より高くなると予想すれば、そちらへシフトする。
残念ながら、平均すればこうした行動はうまくいかない。
やればやるほど傷が深くなる。
その理由は、市場が投資家が気づくよりはるかに早く動いてしまうからである。
まとめ
結局のところ、資産運用に勝ちたいのであればどのようにすればいいのか
それは、市場を読むことなく投資できる
ここでは、アクティブ投資とバランス型投資の欠点を述べている
2つの投資方法に共通することは、個人投資家がプロと対等に市場を読むということは現実的ではなく
市場を読むことをせずに投資できるインデックス投資が無難だということである。