【自己啓発】資産運用でまず抑えるべきこと
投資で抑えていくこと
機関投資家の運用成果を測定している会社から送られてくるデータは
運用機関の成績が期待外れなことを示している。
実績を見る限り、ほとんどの投資信託、年金や財団など機関投資家も市場には勝っていない
TRW社の著名な科学者であるサイモン・ラモは
『初心者のための驚異のテニス』
という本中でこのように記載している。
テニスには二種類のゲームがある。
一つはプロおよび天才的アマチュアのゲーム
もう一つはその他多数のゲームである
どちらのゲームであってもプレイヤーは同じ道具、服装、ルールに従うが
この二つは全く異質のゲームである。
両者の統計的分析の結果、ラモ博士は次のように要約している
『プロは得点を勝ち取るのに対し、アマはミスによって得点を失う』
一流のプレイヤーは滅多にミスを犯さないがアマチュア・プレイヤーは敵をやっつけることなど滅多にできず、いつも墓穴をほって終わる。特典のほとんどは相手のミスによるものである。
であれば、私たちについても同じことが言える。
私たちはアマチュア・プレイヤーの身であるので、ミラクルショットを決めようとするのではなく、とにかくミスの少ない確実なテニスを目指すべきである。
軍事問題を専門とする歴史家サミュエル・エリオット・モリソン提督が
『戦略と妥協』においても同様の指摘をしている。
「戦争ではミスは避けられない。軍事的決断を行う際には、敵の戦力と計画に関する推定に基礎をおくが、それはよく間違う。また知識も働かせるが、それは決して完璧ではなく、しばしば人を誤らせるものである。」
「戦争では他の条件が等しければ、戦略上のミスを最小限にする側が勝つ」
投資においても忘れてはならないことがある
私たち個人投資家の売買相手とは、圧倒的な情報・知識・経験を備えた大機関投資家だということ
であればどのようにすればいいのか
運用機関が市場に勝てないのであれば、市場を忠実に反映する
つまり市場に負けないインデックス・ファンドへの投資を考えるべきである
インデックス・ファンドは面白くもおかしくもないが、とにかく結果が出る。
運用成果を測定している会社のデータによればインデックス・ファンドは長期的にはほとんどのポートフィリオ・マネージャーを打ち負かしているのである。
インデックス投資について知りたいという方は
こちらの記事をおすすめする
こちらの記事ではインデックス投資のメリットデメリットについて記載されているので是非読んでみてほしい
http://study-assets.com/blog-5/
http://study-assets.com/blog-4/