【自己啓発】金融機関の『おすすめ商品』は買うな
おすすめには絶対に手を出さない
「投資を始めよう」と思い立ち、証券会社や銀行から投資に関する資料を取り寄せたり、証券口座を開いたりすると、必ず「おすすめ商品」を紹介されます。
また、証券会社のサイトのトップページなどで大きく宣伝している商品もほとんどはその会社の「おすすめ」であるといえます。
おすすめ商品の大体は高利回りを歌っており、もしかしたらみなさんの中には「バランス型の投資信託やインデックスファンドへの投資より、そちらの方が良いのではないか」と思ってしまう方もいるかもしれませんが、絶対に手を出さないでください。
金融機関はお客様のためにお客様が儲かるような商品をお勧めしているわけではありません。
証券会社や銀行が進めているのは、自分たちが儲かるような商品、つまり手数料が高い商品である可能性が高いのです。
なぜ手数料が高い商品を証券会社や銀行がお勧めするかと言いますと
手数料の全ては、金融機関の利益となっているからです。
証券会社や銀行も民間なので利益が欲しいはずです、そうした中で手数料の低い商品と高い商品があれば、手数料の高い商品を売りたいと思うのも無理はないはずですので決して責めることはできないのですが、このことを知っておかないと損をすることになります。
その商品がハイリスク・ハイリターンであっても手数料が高ければ、おすすめ商品として紹介される可能性もあるのです。
おすすめ商品を売るためにサイトのトップページで大きく広告したり、見た目の美しいパンフレットを作ったり、サイトに特別コーナーを設けたりします。
そして、無知な人がその商品を買うことによって銀行側は利益を出しているのです。
おすすめ商品には「毎月分配がある、利回りが高い、人気があるなどお客様が飛びつきそうなワードを使っていますが、それには必ずと言っていいほど裏があるのも事実です。
毎月分配金があると助かると言った理由から、老人や知識のない方にはかなり人気があるのですが
これらはお金を増やすことを1番の目的にしない人をターゲットにしたアイデアがちの
クズ商品と言えるでしょう。
このように、一見どれほどお得に思えても、金融機関のオススメ商品には「手数料が高い」「リスクが高い」と言った問題が隠れている可能性があります。
特に初めて投資をする方は、「おすすめ」という言葉や目立つ広告に惑わされないように
知識をつけておかなければなりません。
燃費が良い車を教えてくれる親切な自動車屋さんや、美味しい料理やお酒のことを教えてくれる親切なレストランの店員さんとは違い、金融機関の人はいくら親切だったとしても
本質的に利益を取り合う相手なのだということを覚えておいてください。
金融機関の人が親切に教えてくれた金融商品は、もしかしたら、あなたにとってではなく
金融機関の方が儲かる商品なのかもしれないということです。
また、金融機関も営利企業なので、利益を出さなければ存続できません。
投資信託を販売するのに同じ手間をかけるなら、あまり投資家から利益をぶんどれない投資信託(インデックスファンド)よりも、投資家からたっぷり利益をぶんどれる投資信託(アクティブファンド)を打った方がビジネスとして効率がいいのです。
まとめ
おすすめには手を出さない!
本日伝えたいことはこれだけです。
金融機関のおすすめには手を出さないこと!